国際日本文化研究センター(日文研)では、研究者の交流を目的として、担当者が最新の学術的なテーマを話題として発表する会を「木曜セミナー」として開催しています。
第279回木曜セミナーのテーマは「桐野夏生の文学作品をめぐる『越境』を考える」です。
https://www.nichibun.ac.jp/ja/research/mokusemi/2024/05/23/

日時:2024年5月23日(木)
開始時間:16:30
終了時間:18:00
場所:Zoomによるオンライン開催

発表者:
駒居 幸(国際日本文化研究センター 特任助教/人文知コミュニケーター)
コメンテーター:
片岡 真伊 (国際日本文化研究センター 准教授)
田村 美由紀(神戸女学院大学 専任講師)
司会者:
春藤 献一(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)

概要:
桐野夏生は多くの文学賞を受賞し、2021年には女性として初めて日本ペンクラブの会長に就任するなど、日本を代表する現代作家の一人である。
桐野は1993年にミステリー作家として本格デビューした後、一つのジャンルにこだわらない執筆活動を展開してきた。
こうしたジャンルの越境とともに、桐野作品は国境も横断し、翻訳を介して多数の海外の読者を獲得している。アカデミアにおいても、国内の日本文学研究だけでなく、海外の日本研究や犯罪小説研究においても複数の論考が発表されてきた。
本報告では国内外の研究状況を確認しながら「越境」をキーワードに桐野作品を読み解き、桐野作品研究の可能性を探る。

言 語:日本語
参加対象者:研究者の方(学生を含む)

参加方法:申し込みが必要です。
オンラインで参加される場合、5月21日(火)正午までに下記URLの申込みフォームからお申し込みください。
折り返し、開催前日までにZoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。
セミナー開催日当日のお申込みは対応いたしかねますので、必ず上記期日までにお申込みください。
https://forms.office.com/r/YwyYKk8z5V

※過去の日文研木曜セミナーの開催の様子はこちら
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/12/15/s004/
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/08/23/s001/
https://www.nichibun.ac.jp/ja/topics/news/2023/06/06/s001/

※お申込み時にお預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構関連事業のご案内に使用させていただく場合があります。あらかじめご了承願います。